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映像の庭 村上 なほ
Emotional growth by images
村上 なほ 映 像 の 庭 〜Emotional growth by images 〜
眺めること・見つめること・撮ること。
デバイスが発達した今日、それは一直線上にあるように感じられます。
まるで呼吸をするようにカメラのシャッターを押し、気軽に手渡せるツールとして、膨大な映像が日々世界を巡り消費されていきます。
けれど私たちは「撮る」ことに慣れ過ぎてしまって、見つめる力を失いかけていると感じます。
眼差すことは、他者の・世界の輪郭にそっと丁寧に触れること。
そして撮ることは、個人の視線の先に連なる普遍的な物語への、畏怖と敬意を呼びおこします。
だからファインダーを覗くときに、私たちはドキドキするのです。
村上なほは、映像作家活動と並行して、学生や子どもたちが「見つめる、撮る、表現する」体験から
得る 豊かな感受性の成長をサポートしてきました。
あたかも花が内側からのパワーが満ちて咲き誇って行くように人もまた豊かな映像体験に出会うことで、エンパワーされる瞬間が訪れます。
多様性を楽しみ、想像力と創造性を伸ばす中で、情感の豊さと共感性が育まれます。
作品制作でも教育の場でもアート・ワークショップでも、
その思いで培われる体験を共有していくことが一番大切だと考えています。
何処かの美しい映像の庭で、お会いしましょう。
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